保険料は、一般保険料も介護保険料も月単位で計算されますが、事業主が被保険者負担分の保険料を給料等から差し引くことができるのは、前月分の保険料に限られています。

資格取得した月は、月の途中からであっても１ヵ月分の保険料が翌月の給料から差し引かれ、その代わり、退職などで資格喪失した月（資格喪失日（退職日の翌日）の月）の保険料は徴収さ れません。つまり、月の末日に退職または死亡した場合には、翌月１日が資格喪失日となりますので、その月分の保険料は徴収されません。

例）３月３１日退職　　　
資格喪失日が４月１日となり、４月分の保険料は徴収せずに、３月給与時に２月分と３月分が徴収されます。

また、賞与についての保険料は、賞与が支給された月に差し引かれます。